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ダニによって問題となっているものとして、下記の健康被害があげられます。 |
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1) チリダニ類の生死個体、糞の吸引によって気管支喘息、鼻や結膜アレルギーのアレルゲンとなります。 |
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2) 他のダニ類捕食性のツメダニ類やシラミダニが、偶発的に人を刺します。 |
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3) 本来他の動物に寄生していたイエダニやワクモ類が、吸血します。 |
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4) ダニに襲われる被害妄想を生むダニノイローゼで悩まされます。 |
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これら健康被害を防ぐためには、問題となる健康被害に応じた原因の追究、ダニの種類の同定が重要なポイントとなります。
下記のダニ対策のフローチャートをご参考ください。 |
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医師による診断中では、かゆみの原因が安易にダニとして断定するケースがあります。
まず重要なのは、『どの種類のダニが』、『どれだけの数が生息しているか』を調べることが必須です。
調査結果から、痒みの原因がダニでなかった事例が多数報告されています。 |
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屋内生息種ではありませんが、マダニ類による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が社会問題となっています。
マダニ類はペットに取り付いて家屋内へ持ち込まれる以外に、床下や小屋裏へ侵入するネズミ、イタチ、アライグマ、ハクビシン、コウモリ、ムクドリなどにも注意が必要です。 |