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2012年3月7〜9日、和歌山県でシロアリフォーラム現場研修会2012が開催されました。 |
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全国各地から、シロアリフォーラムメンバー13名が集いました。 |
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初日は土壌と介さず、倒木や枯木に生息するナカジマシロアリ(樹木シロアリの仲間)の採取を行いました。
背中に突起を持つ若齢幼虫も、確認することができました。 |
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2日目及び3日目はいずれもイエシロアリの現場で、オヤシロアリ技研の尾屋さんのご厚意により、現場での巣の調査及び撤去作業を行いました。 |
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某宿泊施設では複数の部屋で被害が確認され、メンバー全員で巣の位置を推定しました。
調査の結果、2階の床下にあたる部分から巣が見つかりました。
巣を解体した結果、王と副女王4頭が採取されました。 |
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次の現場は、現在空家となっている一般家屋でした。
巣の場所が浴室の下であると推定されていましたので、巣の掘り出しを行いました。
浴室の隣の和室の床下側から掘り進み、直径180cmを超える巣を掘り出しました。
この巣からは、王台は見つかったものの、王や女王は採取できませんでした。
その後の尾屋さんの調査では、まだ巣は更に大きかったようです。 |
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阪神間でもイエシロアリの現場が増加傾向にあり、こうしたイエシロアリの生態を見る、体験することが極めて重要です。
シロアリは薬剤を撒けば良いというものではなく、きちんと生態を考慮した駆除対応が重要なのです。 |
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