上記の写真は、シロアリ駆除処理でお伺いした大阪市内の物件で撮影した1枚です。
基礎コーナー部分に形成された蟻道内部から、薬剤とともにヤマトシロアリが流出しています。
例年よりも気温の高い日が多くみられましたが、後半から急激に気温が低下しました。
撮影した日は例年よりも気温の低下した日でしたが、シロアリの活動は確認されました。
シロアリは冬眠しますかと、よくご質問をいただきます。
冬季になるとシロアリの動きは鈍くなりますが、冬眠することはありません。
コロニー維持のため、比較的暖かい場所で活動します。
餌となる木材も重要ですが、水も生息する上で非常に重要です。
シロアリ駆除を行う場合、シロアリの生態を考慮する必要があります。
活性の高い時期を低い時期では、薬剤の使用方法を変えています。
薬剤の特性を生かすためであり、コロニーを駆除することが目的です。
薬剤を大量散布しても、薬剤の特性を生かした処理ができているとは限りません。
コロニーを駆除することが、シロアリ駆除の本質です。
薬剤の大量散布は百害あって一利なしですので、当社ではお薦めしていません。
当社ではシロアリを用いた自社試験により、薬剤の特性を調べています。
メーカーさんが言わない欠点を炙り出し、長所を生かす方法を模索しています。
これら試験結果を現場処理へフィードバックしているのが、当社のシロアリ駆除です。
安心で安全なシロアリ駆除に関する問い合わせは こちら からお願いいたします。
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上記の写真は、大阪市内の物件で確認されたヤマトシロアリの被害です。
ヤマトシロアリの被害は、一般的には床下で確認されます。
地中に生息するシロアリは、餌である木材を求めて床下に侵入します。
シロアリは食べ易い木材を好むため、床板に被害が確認されます。
床束、土台及び大引などは耐蟻性木材が使用されるため、被害は軽微です。
しかし、床板には松材等が使用されるため、被害を受けやすくなっています。
家具等の移動時に、畳で被害が確認されて気付きます。
畳を上げると、シロアリが活動している様子が確認されるのです。
畳を上げたのちには、シロアリは逃亡します。
後日、畳を上げてもシロアリが確認されないことはよくあるのです。
シロアリは床板から逃亡しただけで、家屋からいなくなった訳ではありません。
床下内で活動し、場合によっては他の場所へ移動して被害を与えます。
ですので、シロアリが確認されないからと放置してはいけないです。
このケースでは、適切なシロアリ調査が必須です。
シロアリの侵入経路や生息範囲を調査し、必要な対策を立てることが重要です。
シロアリ対策は、大量の薬剤を撒くことではありません。
当社ではシロアリ調査結果から、本当に必要な対策を提案します。
安心で安全なシロアリ対策の問い合わせは こちら からお願いいたします。
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上記の写真は、神戸市内でのアメリカカンザイシロアリ調査の様子です。
アメリカカンザイシロアリは木材中に生息し、その箇所を特定するのは困難です。
そのため、当社では非破壊シロアリ探知機を活用しています。
アメリカカンザイシロアリの生息している木材では、糞の排出が確認されます。
俵状で溝のある糞が特徴で、脱糞孔周辺で堆積します。
概ね脱糞孔周辺で生息しているのが一般的ですが、注意が必要です。
見えている木材は部分的で、壁内に糞が排出されるケースもあります。
木材内部の空隙(被害部)を見ると、必ず繋がっている訳ではありません。
薬剤を注入すると、繋がっている空隙には入っていきます。
繋がっていない空隙には薬剤が入らないので、致死することはありません。
やがて繁殖が継続し、被害が拡大していきます。
脱糞孔から薬剤処理するのも、一つに手段です。
薬剤の選択を間違えると、薬剤が隅々まで届きません。
アメリカカンザイシロアリの調査と駆除に、正解はありません。
丁寧な調査と駆除処理を行うことが、最も近道です。
しかしその前段階で必要なのは、アメリカカンザイシロアリの生態を理解することです。
生態を考慮して調査と駆除を行うことで、結果が得られるのです。
アメリカカンザイシロアリ対策の問い合わせは こちら からお願いいたします。
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