上記の写真は、大阪府内の物件で確認されたアフリカヒラタキクイムシの被害です。
外来種のアフリカヒラタキクイムシは、近年被害が急増しています。
壁面合板やフローリングなどに小孔があき、大量の木粉が堆積します。
在来種のヒラタキクイムシと比べて、虫孔数と木粉量が多いのが特徴です。
フローリングや合板製造時には、熱処理するため幼虫等は致死します。
その後の移動時や保管時に、交尾産卵すると考えられています。
ヒラタキクイムシ被害は、虫体の同定が必須です。
同種ですが、在来種と外来種では生態が大きく異なるのが理由です。
アフリカヒラタキクイムシの特徴として、正の走光性(光に集まる性質)があります。
電灯カバー内にヒラタキクイムシが確認される場合、外来種で間違いありません。
アフリカヒラタキクイムシ対策は、複数の対策を組み合わせる必要があります。
安易な部材撤去は、数年後に高確率で再発します。
当社では生息範囲を調査し、複数の最適な対策を実施します。
撤去交換を行う場合でも、対策を実施するのが前提です。
既に家屋内へ拡散している可能性があるため、モニタリングも必須です。
繁殖力の高いアフリカヒラタキクイムシは、根気よく対策することが重要です。
当社では自社試験により、駆除対策を現場へフィードバックしています。
アフリカヒラタキクイムシ駆除や対策のお問い合わせは こちら からお願いします。
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当社はシロアリ駆除を基本とした事業を行っていますが、家屋害虫も対応しています。
その中でも、特にお問い合わせが多いのがクロアリです。
人に危害を与える種類もいますが、ほとんどの種類は人に危害を与えません。
室内に侵入して徘徊するため、不快感を与えます。
そのためカテゴリーは、不快害虫となります。
クロアリの多くは雑食性ですが、種によって生態に違いがあります。
クロアリが家屋に侵入するのは、家屋内が快適であると考えています。
外敵が不在、温度が快適、餌や水が豊富である家屋内は快適な生活環境でしょう。
クロアリ対策用品として、多くの市販品が販売されています。
代表的なのがクロアリ用毒餌剤ですが、これは種類を選びます。
毒餌剤の多くは糖類ベースのため、糖類を好まないクロアリは見向きもしません。
誘引餌と食性が一致しないと、毒餌剤は十分な効果は得られません。
クロアリ用殺虫スプレーも、多くの商品が販売されています。
しかしその成分の多くが忌避性を有するため、巣ごとの駆除には不適です。
忌避性により、かえって活動範囲を広げてしまうため注意が必要です。
種類を特定せず薬剤処理する業者がいますが、大量散布の非推奨方法です。
当社でクロアリの種類を特定し、その種類に応じた対策を提案します。
クロアリ駆除や対策のお問い合わせや相談は こちら からお願いします。
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上記の写真は兵庫県内の物件で、調査を実施した際に撮影した1枚です。
この物件では、過去にシロアリ被害が発生し、シロアリ防除処理が実施されています。
この物件に侵入したのはヤマトシロアリです。
この物件では、玄関周辺でシロアリ被害が確認されました。
床下側からの調査でも、上り框付近の土台や基礎に蟻道が確認されました。
但し、これら被害部でシロアリの活動は確認されませんでした。
しかし非破壊シロアリ探知機を用いた調査で、シロアリの活動を探知しました。
それが写真の部位である、浴室壁面です。
元々この浴室は在来工法の浴室で、ユニットバスへとリフォームされました。
当該浴室は、シロアリ被害の確認された玄関に近い場所に当たります。
リフォーム時に正しいシロアリ対策が行われなかった結果、シロアリが侵入しました。
ユニットバスへとリフォームする際、土間コンクリートが打設されます。
しかし土間コンクリートは経年により、基礎との接合部に隙間が発生します。
シロアリはその隙間から侵入するため、土間コンクリートに過度の期待は禁物です。
そもそもシロアリ防除処理にも欠陥があり、駆除と防除は異なります。
前回行われた防除は薬剤大量散布で、シロアリのコロニーを駆除する方法ではありません。
シロアリのコロニーを駆除するためには、技術と知識が必要です。
当社のシロアリ対策は、大量散布に頼らないシロアリ駆除を基本としています。
シロアリ駆除や対策のお問い合わせは こちら からお願いします。
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