上記の写真は、兵庫県内の物件で確認されたアメリカカンザイシロアリの羽アリです。
アメリカカンザイシロアリの羽アリは、6月から9月の日中に発生するとされています。
一般的にはその季節が多いのですが、実際には季節を問いません。
ちなみにこの羽アリは、昨年の5月初に発生しました。
これまでに2月や11月など、実際の現場で羽アリを確認しています。
アメリカカンザイシロアリ羽アリの発生数に、決まりはありません。
数匹の場合あれば、百匹以上発生する場合もあります。
発生数が少ない場合には、アメリカカンザイシロアリに気付かないケースがあります。
羽アリが発生した場合、既に何年も前から生息・繁殖しています。
アメリカカンザイシロアリが生息している地区では、羽アリの飛来により侵入します。
他のシロアリに比べて定着、繁殖し易いため注意が必要です。
シロアリ技術者であれば、当該地域で注意が必要かどうかはわかります。
アメリカカンザイシロアリ対策では、知識と経験の不足している業者は厳禁です。
無駄に穿孔して薬剤を注入するのは、典型的な知識と経験不足です。
アメリカカンザイシロアリの生態を考慮しながら、生息場所を特定します。
その上で必要や薬剤処理を行うのが、シロアリ技術者の仕事です。
アメリカカンザイシロアリ駆除や対策のご相談、お問い合わせは こちら からお願いします。
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上記の写真は、大阪府内の物件で確認されたアフリカヒラタキクイムシの被害です。
外来種のアフリカヒラタキクイムシは、近年被害が急増しています。
壁面合板やフローリングなどに小孔があき、大量の木粉が堆積します。
在来種のヒラタキクイムシと比べて、虫孔数と木粉量が多いのが特徴です。
フローリングや合板製造時には、熱処理するため幼虫等は致死します。
その後の移動時や保管時に、交尾産卵すると考えられています。
ヒラタキクイムシ被害は、虫体の同定が必須です。
同種ですが、在来種と外来種では生態が大きく異なるのが理由です。
アフリカヒラタキクイムシの特徴として、正の走光性(光に集まる性質)があります。
電灯カバー内にヒラタキクイムシが確認される場合、外来種で間違いありません。
アフリカヒラタキクイムシ対策は、複数の対策を組み合わせる必要があります。
安易な部材撤去は、数年後に高確率で再発します。
当社では生息範囲を調査し、複数の最適な対策を実施します。
撤去交換を行う場合でも、対策を実施するのが前提です。
既に家屋内へ拡散している可能性があるため、モニタリングも必須です。
繁殖力の高いアフリカヒラタキクイムシは、根気よく対策することが重要です。
当社では自社試験により、駆除対策を現場へフィードバックしています。
アフリカヒラタキクイムシ駆除や対策のお問い合わせは こちら からお願いします。
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当社はシロアリ駆除を基本とした事業を行っていますが、家屋害虫も対応しています。
その中でも、特にお問い合わせが多いのがクロアリです。
人に危害を与える種類もいますが、ほとんどの種類は人に危害を与えません。
室内に侵入して徘徊するため、不快感を与えます。
そのためカテゴリーは、不快害虫となります。
クロアリの多くは雑食性ですが、種によって生態に違いがあります。
クロアリが家屋に侵入するのは、家屋内が快適であると考えています。
外敵が不在、温度が快適、餌や水が豊富である家屋内は快適な生活環境でしょう。
クロアリ対策用品として、多くの市販品が販売されています。
代表的なのがクロアリ用毒餌剤ですが、これは種類を選びます。
毒餌剤の多くは糖類ベースのため、糖類を好まないクロアリは見向きもしません。
誘引餌と食性が一致しないと、毒餌剤は十分な効果は得られません。
クロアリ用殺虫スプレーも、多くの商品が販売されています。
しかしその成分の多くが忌避性を有するため、巣ごとの駆除には不適です。
忌避性により、かえって活動範囲を広げてしまうため注意が必要です。
種類を特定せず薬剤処理する業者がいますが、大量散布の非推奨方法です。
当社でクロアリの種類を特定し、その種類に応じた対策を提案します。
クロアリ駆除や対策のお問い合わせや相談は こちら からお願いします。
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